吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

第25回参院選から2年

2021年7月22日

2019(令和元)年に執行された第25回参議院通常選挙の投開票から2年が経過しました。

2年前の参院選は、私にとっては3期目の挑戦でした。2期目の大逆風下とは種類の異なる多くの厳しさに直面しながらも、全国各地の多くの皆様に支えていただき、3期目の議席を預けていただきました。

2020(令和2)年に入って以降、コロナ禍で全国各地をこれまでのようにお伺いすることが叶わなくなり、直接お会いした形での国政報告が困難となっていますが、初心と感謝の気持ちを常に携え、国政活動に邁進しています。

いつもいつも、本当にありがとうございます。

私は3期目に挑戦するにあたって、改めて政治を志した原点を見つめ直し、一強状況が続く国会情勢だからこそ、働く人の声や生活者の視点に寄り添った政治が必要であること、2期12年で取り組んできた就職氷河期世代の問題、社会保障政策の課題や消防防災、情報通信等の政策課題をさらに前に進めることを訴えました。

また、参議院に緊張感とバランスを取り戻すことが、生活者の視点に寄り添った政治に近づけることにつながることも訴えました。議会に緊張感が生まれれば、開かれた国会の場所で議論することにつながるためです。

しかしながら、国会の一強状況を変えるに至っていません。コロナ禍においては、これまでの一強政治の歪み等がすべて露呈してしまっているのではないか、と思う事態が残念ながら続発しています。

普遍的な人権を尊重すること、専門家の意見に真摯に耳を傾け客観的判断をすること、国会で議論を積み上げることで我が国社会をひいては国際社会を良くしていくことが今こそ求められていると考えます。

新型コロナウイルス感染症においては、都合よく専門家の意見を使い分けた結果、緊急事態宣言の発出・延長・再延長・解除を20回近くも繰り返す事態に陥り、最早、緊急事態宣言のメッセージが国民に届いているとはいえず、また、東京オリンピック開会直前の目を覆うばかりの混乱を前にして、そう思わざるを得ません。

国民の生命と生活を重視する政治を実現するべく、精一杯活動を続けてまいります。

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