エネルギー・環境調査会 2012年08月30日
エネルギー・環境調査会が開かれ、
原発比率に関する国民的議論に
関する検証会合とりまとめについて、
国家戦略担当大臣、国家戦略室から
ヒアリングが行われました。
国民的議論から得られる含意を
政府が検証するにあたって、世論
調査やパブコメ等の専門家から
意見を聞くための会合であり、意見
調査会、パブコメ、討論型世論調査、
政府協力の説明会、マスメディア等の
世論調査、それぞれの調査の特徴が
示されました。
例えば、日本全体の縮図となって
いるか否かについては、全体の縮図
という意味では、時間があり、関心の
高い人が参加しているため、縮図とは
言い切れない要素があること、性別で
言えば男性比率が高く、40?50代の
参加率が高いことがデータとしてまず
示されました。
さらに、マスコミ等の世論調査、直前に
聞いたニュースの影響を受けるなどの
特性も出ているようです。
ゼロシナリオ、15シナリオ、20?25
シナリオ、その他や分からないとする
意見それぞれの回答を比較をすると、
男女別の傾向
→女性は男性に比べゼロシナリオが多い
年齢別の傾向
→20代を中心に、若年層は原発維持の
支持が他の世代と比べ、多い
討論型世論調査などでは若年層は
そもそもの調査母数が少ない、などの
客観的データが示され、今後の議論に
資する一つのデータとして示されました
ので、今後の調査会(役員会)の議論
に活かしていきたいと思います。