党の参議院の同世代の議員で構成する就職氷河期対策委員会では、これまでの議論や蓄積を踏まえ、議員間でさまざまな観点から多くの議論を行いました。

それと同時に、あの時代のあの空気、すべてが自己責任とされたような当時の検証も必要であることも議論しました。

私自身は運と縁と巡り合わせで会社員として社会に出ることができただけであって、ひとつボタンをかけ違っていれば、どんな状態になっていたか分からないという思いがあるからこそ、参議院に議席を預けていただいたばかりの２００７年から、偶然にも国会に議席を預かっているこの世代の一人として、就職氷河期世代の問題を取り上げ続けてきたのです。

今回の対策委員会では議論の方向性が収れんされてきましたので、ここから取りまとめを行い、大型連休前には方向性についてまとめたいと考えます。