税制改正PT 2010年11月02日
PT座長挨拶
知事会よりヒアリング
今回のPTでは、社会保障・税共通番号
制度について知事会、市長会をはじめと
する各団体からヒアリングを行いました。
各団体から様々な課題・論点が示され
ましたが、共通するポイントは下記の点
であると感じました。
社会保障・税共通番号制度導入にあたっては、
○国民に対する充分な事前の周知を行うこと
○個人情報保護の徹底がなされること
○(運用当初は)税務と社会保障分野等の限定運用とすること
○運用現場となる自治体の意見をよく聞くこと
についての意見が共通するものとして
多く挙げられたように思います。
いずれにせよ、大きな制度改正になる
ことから、充分な議論が必要であることや、
議論にあたって共通番号を持つことによる
利便性についての認識が共有されなければ、
難しいのではないかとも考えています。
また、昼に行われた税制改正PT役員会では、
法人課税にかかる検討状況について、財務省・
総務省それぞれからヒアリングを行い、これから
議論を深めていくことになりました。
また、これまで議論を進めてきた租特に
関しての取りまとめは11月1日の総会で
最終的に座長一任となったため、役員会で
最終取りまとめについて議論し、所定の
党内手続きを経た上で、これを政府税調に
提出することとなりました。