第210回国会(臨時会)閉会
2022(令和4)年10月3日に召集された第210回国会(臨時会)は、当初会期どおりに閉会しました。
ただ、会期終了日の12月10日、土曜日も使い、本会議が18時20分頃まで開会されたことは異例でした。
元総理の銃撃事件の背景にあるとされる問題に関して、消費者契約法改正案と寄附新法が一気に動いたためですが、さまざまな側面において異例尽くめでした。
私は召集日最初の本会議まで議院運営委員会理事として、本会議後からは経済産業委員長としての第210回国会となりましたが、国会とは何か、参議院とは何かを幾度も考える臨時会となりました。
次の国会召集は2023(令和5)年1月、会期150日間の常会となります。
私が委員長を務める経済産業委員会においては、重い課題を抱える法案も審議される見込みですし、私なりに勉強して委員会に臨みたいと思います。
さて、第210回国会閉会にあたり、これまでお世話になった方々が第一線を退かれ、参議院から見送った1年だったことを思わずにはいられません。
第208回国会(常会)閉会後、第26回参院選を機に多くの先輩を、8月末には初当選の民主党時代からお世話になった先輩を、12月10日には議運理事会でもずっとご一緒しお世話になった事務総長を見送りました。
これまでお世話になった多くの方を見送る側に立つことばかりの1年だったような気がしています。
考えることは多々ありますが、参議院に議席を預かっている限り、私にできることは力を尽くして精一杯やっていこうと思います。国政活動16年目ですが、国会に議席を預けていただいていることの責任の重さは常に感じています。