経済産業委員会
第210回国会(臨時会)における経済産業委員会で審議すべき法案の審査は終わっていましたが、かねてより懸案だった一般質疑(経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査)を行うため、経済産業委員会を開会しました。
委員会のはじめに、経産大臣が出席したAPEC閣僚会議の報告を受けたのち、野党各会派から質疑を行いました。
海外出張の大臣報告については、ずい分前ですが経済産業委員会における前例がありましたので、これに倣い経産大臣から報告を受けたものです。また、その後の一般質疑においては現下の厳しいエネルギー情勢に鑑みた質疑が多く行われました。
1回目の経産委員長時、2015(平成27)年に審議された電力システム改革第三弾の電気事業法等改正案の後、2016(平成28)年4月から電力自由化が始まりました。
しかしながら、燃料高の影響で電力の小売事業に新規参入した新電力の経営は非常に厳しくなっています。新電力は発電所を持たない企業が多く、電力を市場から調達していることに起因するものですが、調達価格の方が高く、電力を売れば売っただけ赤字に陥る状況となっています。
ある意味節目に経産委員長の任にあることとなり、新電力の今後の動向等についてしっかり見ていきたいと考えています。