総務部門会議 2017年03月15日
総務部門会議では、平成29年度NHK予算案
に対する日放労の意見を聴取した後、今回の
NHK予算案に対する党の態度について、議員
間討議を行いました。
3年前にNHK前会長が就任してからの3年間は、
全会一致承認が慣例のNHK予算案が3年連続で
その慣例が崩れるなど、辛い時期が続きました。
今年1月にNHK会長が交代し、新たな体制となりました。
だからといって、この3年間の課題が解消された
わけではありませんし、私自身、まとまった質疑
時間があれば、聞きたい課題はたくさんあります。
ただ、NHKは公共放送です。厳しく指摘しつつも
今年は賛成の方向でまとめることとなり、拍手で
確認されました。
NHK前会長が就任した3年前、私は総務委員会の
筆頭理事であり、総務部門の副座長でもありました。
信頼できる方々に協力をいただきながら、一人で
110分、90分、80分・・という長時間の質疑に臨む中で、
公共放送の在り方、組織としてのガバナンスの在り方、
今の放送法制定に至った反省と経緯など、多くのことを
考えました。
前会長体制で、少なからず痛んだ組織の建て直しは
並大抵のことではないと思いますし、経営委員から
会長を選ばざるを得なかったことには、放送法の
精神を考えたとき、立法府の人間として、何とも
言えない心情ですが、今は色々すべて飲み込んで、
今後のNHKを見守っていきたいと思います。
活動記録