議員総会 2016年12月07日
議運理事会
議員総会
衆議院から異常な形で参議院に送付されてきた
カジノ法案(IR法案)についての取り扱いで、議運
理事会を複数回にわたって開会しました。
カジノ法案(IR法案)は、議員立法です。
これまで議員立法は、ほとんどの与野党の合意を
得たものに限り、委員会で審査してきた経緯があります。
しかしながら、今回のカジノ法案は、あまりに強引です。
多くの課題や問題点を抱えているにも関わらず、衆議院
内閣委員会での強引な審議入りに始まり、たった5時間
33分の審議での採決強行。さらには、与党議員が質疑
時間を持て余して般若心経を唱え出す。
参議院ですんなり審議に入るわけにはいきません。
議運理事会の再開も反対しましたが、委員長の権限で
理事会が再開され、本会議でのカジノ法案の審議入りも
委員長の権限で決まってしまいました。
しかしながら、審議する以上は、衆議院の足らざる点を
補う審議が必要です。本会議での趣旨説明・質疑に続き、
参議院内閣委員会での充実した審議が求められます。
カジノ法案の取り扱いを巡り、本会議の開会が10分遅れました。