議運理事会、議員総会 2017年03月17日
議運理事会
議員総会
3月の参議院は、憲法の規定にある総予算
30日自然成立ルールの中、参議院における
予算案審査の充実と同時に、年度末までに
審議を行わなければならない日切れ法案の
審議に神経を使うこととなります。
その側面から見れば、衆議院から総予算が
参議院に送付されてきている中で、3月16日に
参院予算委が、国有地格安払下げ問題で、
大阪に視察に出かけたことは与野党合意の
下、とても大きなことであったといえます。
国税・地方税を除く日切れ法案の中で、本会議
から質疑に入ることを与野党で合意している法律案は
2本あり、今回は雇用保険法等の一部を改正する
法律案について、厚労大臣から趣旨説明を聴取し、
質疑を行いました。
衆議院から予算案が送付されてきて、30日は
3月28日であり、その総予算自然成立期限が
迫る中、参議院では日切れ法案の審査も抱え、
審査日程が窮屈になっていますが、行うべき審議を
行う環境はしっかりつくっていきたいと思います。
ただ、しかしながら、その環境を誠実につくる
姿勢は第一義的に政府や与党に求められることは
言うまでもありません。立法府での答弁を軽んじる
姿勢は言語道断ですし、野党にこそ丁寧な説明を
行うべきであると感じています。
与党と野党の圧倒的な議席差と野党の力の
無さが、不誠実な答弁姿勢に繋がっていると
すれば、とても哀しく虚しいことです。