吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

オンライン諸課題‐その1(2021年1月)

2022年2月19日
  • 2021年1月党大会(オンライン)

2021年1月の党大会の際、書き留めていたメモを今さらですがアップしたいと思います。なぜ、1年前に書き留めたメモをアップしようと考えたのか。それは2月19日の両院議員懇談会では主会場側で出席し、1年前とは異なる気づきがあったからですが、これは次に譲ります。

党大会等であれば、オンラインを積極的にどんどん活用すれば良いと思いますが、こと国会審議においては、多方面において慎重な議論が必要と考えます。

慎重な議論が必要であるその根拠は、憲法や国会法、両院規則等にあるのですが、まずはOSIモデルでいえば物理層に近い話から始めたいと思います。

なお、私は会社員時代、学校インターネット事業、電子図書館システム、マルチメディア遠隔講義システム、全学情報環境システム、e-ラーニングシステムその他諸々の提案、受注をしてきました。これらの経験からしても、環境さえ許せば使えるツールは使うべきという立場であることは予め明確にしておきます。


立憲民主党は、2021年1月19日に両院議員総会を、1月31日に結党後初の党大会をそれぞれオンラインで開催しました。

19日の両院議員総会では、議員の本人確認がどこまでできたのか判然としない部分もあったため、その後31日に行われる党大会においては、Webカメラのない端末を使っている議員については各自で調達することを促すとともに、党大会前日には接続テストを行うなど、万全の体制で当日を迎えました。

結果として、オンラインで実施した党大会は盛会に終了し、成功したと思います。しかしながら、今後に活かすべき点もあったことは事実です。

事前にどんなに備えたとしてもオンラインに多少のトラブルがついてまわるのは仕方ありません。党大会の最初の数分、音声が入らなかったり、途中で一度だけ音声が途絶えたりと改善点も見られたためです。

私は、大会参加中に議員がどんな環境で接続しているのだろうとそれぞれの議員の画面を眺めてみたところ、新幹線で移動しながら、あるいはずっと歩きながら参加している議員。画面から不在を繰り返す議員。最後まで静止画のままで実際に議員本人のログインか分からない議員など、それぞれでした。

また、Webカメラの範囲内におさまってさえいれば、端末上でほかの作業をしていても自身の画面の共有をしない限り、何の作業をしているかは他の方には分かりませんし、画面の外であれば隣に誰がいようとも分かりません。

逆光であれば画面上では顔が暗くなり、本人の確認が難しい状況も見られました。画面を一覧で何度も確認してみましたが、通信状態か、スマホで接続しているからか、時々消えている議員もいました。

利便性は高いのですが、これを国会審議で活用するには、たとえば我が国が存在する限り参照され続ける会議録作成の正確性・正当性、議事専念義務、その他多くの課題を整理したうえではないかとオンラインの観点から問題意識を有した2021年の党大会でした。


通信事業者出身の立場から一点だけ。インターネット通信はベストエフォートです。

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