４月１１日の政治倫理審査会幹事懇談会で議論のひとつとなっていた、残る１人の弁明及び質疑を行いました。

昨年３月８日に参議院政治倫理審査会において、全会一致で審査を行うことを決した３２人の議員のうち、これで３０名の議員の弁明と質疑が終わったこととなります。

昨年３月１４日に３名の議員が弁明と質疑に出席した後は、実に９か月もの空白期間があり、昨年１２月１８日に出席した４名の議員を皮切りに、一気に２７名の議員の弁明と質疑を行ったこととなります。

なお、３２名のうち、３０名となっている理由ですが、１名は現在自民党の所属ではないこと、１名は弁明及び出席をしないまま退職議員となったことに依るものです。

それはそうと、最近の報道において、２７名の弁明が終わってこれからは、という趣旨の報道を目にすることがありますが、これは正確ではありません。

本件事案については３０名の弁明と質疑を終えていますので、３０名に対する審査をどうするかであって、２７名と書いてある報道に関しては、昨年からの経緯をきちんと追えていない証左であると思います。