参議院政治倫理審査会は、昨年３月８日に３０名をこえる議員の審査入りを決して、１年以上が経過していますが、出席及び説明に一気に出席することとなったのが、昨年の総選挙を経た昨年末のことでした。

そこから年末年始の閉会中も含めて精力的に弁明聴取と質疑のための政治倫理審査会を開会しきましたが、出席すると返答をいただいた議員のうち、残り１人に関して、諸事情から日程を決められないままの状態となっていたことに関し、現状について確認するため、また弁明と質疑が終わった後の審査の方向性について確認すべく、幹事懇談会を開会しました。

残り１名の議員については、翌週の状況を見て、出席できるようであれば翌週中に開会することの意識合わせを行い、幹事懇談会を終えました。とにかく参議院では初例となるため、丁寧に議論を積み重ねています。

出席する側の議員もそれぞれ大変であることは理解いたしますが、こちらも大変な労力と時間を割いて、真剣に事案に向き合い続けていることは多くの方に理解をいただければと思っています。どうすればこんな酷い事案を二度と起こさせないか、院の自浄作用をどう発揮させるのか、その思いだけです。