吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

新年を迎えて 2015年01月01日

2015年1月1日

いつも全国の皆さまから温かい
ご支援を賜り、誠にありがとうございます。

2015年、新しい年を迎えました。

全国各地の皆さまに支えて頂き、
国政に送り出して頂いていること、
一強多弱の議会構成の中で野党と
して重い一議席を預かっていることを
強烈に自覚しながら活動しています。

私にとって昨年は、2期目の議員活動を
党務では政調会長代理、政務では総務
委員会筆頭理事として迎え、全力で仕事
をさせて頂きました。また、議員として、
一つの大きな転機を迎えた年ともなりました。

昨年9月末に召集された第187臨時国会
の本会議において、経済産業委員長に
選任されたためです。結果として、初めて
総務委を離れることとなりましたが、与党
筆頭理事や野党筆頭理事を務めてきた
経験が今に活きていることを実感しています。

今月末に召集される通常国会において、
経済産業委員会は、多くの重要法案を
抱える見込みです。

総務委員会のように年度末までに必ず
成立を期さねばならない日切れ法案を
抱えるわけではありませんが、立法府の
委員会の長として緊張感を持ちつつも、
公正中立な委員会運営にあたる所存です。

また、公正中立を旨とする常任委員会の
長の任にある間、国会質疑に立つことは
叶いませんが、その分、立法府に身を置く
者の一人として、様々な知識の吸収に
努めてまいります。

昨年12月の総選挙開票速報を見ながら
私自身が候補者であった2013年夏の
参院選、午前4時まで結果を信じて待って
いた時のことを改めて思い出していました。

私は、再度お預かりした議席の重みと、
政治を志した原点、初心と感謝の気持ちを
片時も忘れたことはありません。

一強多弱の議会構成だからこそ、
多様な意見を国会に反映する必要性と、
逆風の中の厳しい選挙で再度お預かり
した野党の議席の重みを痛感しています。

新たな年を迎えた最初の日に様々な
思いを噛みしめながら決意を新たにし、
これからも力の限り活動してまいります。
吉川さおり 拝

[年頭にあたっての追記]

・その一
現在、議員として8年目を迎えていますが、
2015年は前職の会社員として勤務した
年数を超える年にあたります。原点の一つは
職場にあり、生活者・勤労者の視点です。
議会人として議会のルールに精通はしても、
永田町の論理に染まらぬよう留意して活動します。

・その二
参院少数与党筆頭理事時代に私自身が
責任を持って交渉した法案で、経過を含めて
忘れられない法案があります。平時においても、
参議院職員の皆さん、省庁国会連絡室、そして
各会派の議員の皆さんにご尽力頂いて法案は
成立しています。

もちろん、省庁によって、国会・立法府に
対する力の入れ方や対応は千差万別であり、
その違いを見ることも勉強になり興味深いものです。

3年前の郵政法案は、2大臣に問責決議案が
提出されるなど、政治情勢が極めて困難な中で、
パズルのピースを埋め込むような状況下での審議
となりました。審議入り出来るかどうかが全てでした。
経過を含めて、書き起こすかは別として、当時の
記憶を整理しておきたいと節目の日に思っています。

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