吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

神戸淡路鳴門自動車道全通20周年記念式典 2018年04月08日

2018年4月8日


神戸淡路鳴門自動車道は、1998年4月の全線
開通以来、今年4月5日で20周年を迎えました。

その記念式典に出席してきましたが、私にとって
神戸淡路鳴門自動車道、特に20年前に明石海峡大橋が
開通したことはとても大きなことでした。

当時、私は大学4年生。四国の徳島から関西の大学に
進学したのは1995年4月で、明石海峡大橋は開通前
でしたので、四国~本州間は、フェリー、もしくは
高速船で移動するしかありませんでした。

ですので、大学から実家の徳島に帰省するのはちょっと
した旅行でした。当時の下宿から高速船乗り場に辿り着く
までに2時間以上かかり、そこから高速船で移動。高速船は
その名の通り、速度を出すために軽量化されていますので、
ちょっとした風で海上で木の葉のように揺れましたが、帰省
するには欠かせない交通手段でした。

それが明石海峡大橋の開通によって、本州から四国まで
陸路で移動することができるようになったのです。私に
とって画期的なことでしたし、開通したばかりでコンク
リート埃が舞う中、偶然にも両親は明石海峡大橋を関西
から四国方面に向かって通っています。

明石海峡大橋が開通してから残りの大学生活、そして
関西勤務だった会社員時代と徳島への帰省が格段にし易く
なりました。ただ、一方で高速船が廃止になるなど、他の
交通機関への影響があったことは否定できない事実ですし、
徳島から関西圏が日帰り可能になったことでストロー効果が
出てしまったことも事実です。

参議院選挙で合区対象県になるなど、徳島県の人口減少が
止まらない中、橋の効果をいかに活かすか、という視点での
施策は欠かせませんが、いずれにしても私にとって、神戸
淡路鳴門自動車道が開通して20年は、大きな節目でした。

最後に。4月とは到底思えないほどとても冷たい風が吹き
続ける中、空港からの送り迎えと写真を撮ってくれた父に
感謝です。式典関係者の皆さまにとっても、想定を超える
寒さだったと思います。本当にありがとうございました。

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