吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

第212回国会(臨時会)開会

2023年10月24日
  • 議院運営委員会理事会
  • 議院運営委員会

2023(令和5)年10月20日、第212回国会(臨時会)がようやく召集されました。

常会が6月21日に閉会してから、物価高騰対策、外交問題、災害対策など国内外ともに多くの課題が山積するにもかかわらず、閉会期間が長く続きましたが、ようやくの国会召集です。

私は召集日最初の本会議で、2回目の任にあった経済産業委員長の辞任が許可され、ホームグラウンドである総務委員会に復帰すると同時に、議院運営委員会にも復帰することとなりました。

双方とも強いこだわりがありますので、しっかり取り組んでまいる所存です。

総務委員会はいうまでもなく、地方行財政、消防行政をはじめとして、最近話題のNTT法や電気通信事業法の所管委員会でもあり、経済産業委員長の任にあるとき以外はずっと所属している常任委員会です。

議院運営委員会は、10年以上前、1期目に所属した際は委員として、2期目に入っての2年間は筆頭理事として、3期目に入っての2年間も筆頭理事として所属し、今回はある意味では総仕上げの所属になるのかもしれません。

議運委という場所は、目立つ委員会でも役回りでもありません。しかしながら、法規先例や手続を重視する議会運営のためにはとても重要な意味を持つ委員会です。

近年、効率化一辺倒の傾向にありますが、一定のルールがあってこその効率化でなければなりません。これらを踏まえないと、国会は不要、国民の代表者の議論は不要という結論にいきつきかねないというのが私の変わらぬ持論です。

おかしなことがあればまっとうな議会運営に戻していくこと、明らかに間違ったことがあればまっとうな指摘をして軌道修正していくこと、ただ、すべてはかなわないかもしれません。

どんなに正しい主張をしたとしても通らないことはありますし、そのような経験もたくさんしてきました。

他方で、議会運営とは離れますが、私は立法府が立法府であるために、「束ね法案」や「包括委任規定」などをはじめとして、立法府の一員であることにこだわって指摘してきた事項について、筋のとおった内容であれば、それは与党とか野党とか関係なく、多くの人に響き、是正されることもたくさん経験してきました。

一強状況で難しい情勢は続きますが、いまはまだ諦めずに努力してまいりますので、引き続きどうかよろしくお願いいたします。

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