吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

議院運営委員会理事会 2017年02月24日

2017年2月24日

議運理事会では、これまでの理事会で出た
議論や残された懸案事項について、改めて
整理しました。

私からは、6点について申し上げました。

それぞれの詳細は割愛しますが、4つに
ついてのみ、項目だけ紹介したいと思います。

○会議録補足掲載の件
○議員用自動車の件
○議員会館エレベーター運用緩和の件
○委員派遣の件

どれも「基本を踏まえる」という意味では
共通している項目であると思っています。

特に、会議録補足掲載の件は、昨年の通常
国会で何度も何度も議運理事会で協議したものです。

2015年9月17日の参議院安保特委において、
委員会室が大混乱し「議場騒然、聴取不能」にも
関わらず、その議事経過を特別委員長の権限を
全面に押し出して、補足掲載したというものです。

補足掲載に関しては、これまで例がなかったわけ
ではありません。しかしながら、2015年9月の例に
関しては、今までに例のないことがあまりに多すぎた
のです。

補足掲載部分で速記が起きたことにされたり、
附帯決議を行ったことにしていたり、附帯決議の
提出会派も提出者も分からないといったり・・
他に何点もこのような点があるからこそ、この
ような例を二度と繰り返さないために、参議院と
して出来うる方策は講ずるべきとの観点から
昨年の今頃は法規・先例等を必死で調べていた
のです。

そして、昨年4月20日の決算委員会でも後生に
残すべく、国会質疑を行うことで、安保特委の例が
至極異例であったことを明らかにしました。

衆議院では昭和44年以降、議場騒然、聴取
不能の場合、補足掲載を行っていないことも
踏まえ、参議院においても議場騒然、聴取不能
の場合はこれを検討すべき、との内容で参院
議運理事会として、昨年の通常国会の終わりに
引き続きの協議事項となっていました。

ただ、昨年の臨時会以降、今回の議運理事会
まで私から言及することはしませんでした。ただ、
やはり院として協議は継続すべきとの思いから
今回の発言に至ったものです。

他の協議事項とあわせて、真摯に協議に臨んで
いきたいと思います。

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