吉川さおり 参議院議員(全国比例)

活動記録

議院運営委員会理事会

2022年1月13日

議院運営委員会理事会では、冒頭、第208回国会(常会)への内閣提出予定法案について内閣官房副長官より説明を受けました。

今年は3年に一度の参院選の年でもあり、会期の延長が難しいことについては理解しますが、議運理事会直前まで、提出予定法案数は61本と報道されていたにもかかわらず、当日の理事会で官房副長官から説明があったのは58本でした。

参院選を控えており、慎重を期したい政府・与党の思いを理解しないでもありませんが、「事前に聞いていなかったから」ということが事実でありそれが理由であるならば、男性中心の国会というか政治の世界の何だかなぁ、という良くない側面が垣間見えなくもなく、必要な議案=法案についてはしっかり立法府に提出していただいて議論すべきが筋と思います。

また、2016年1月以降、私は議運理事の任にある間、提出予定法案説明の際にお願いしていることがあります。それは、本則3本以上の「束ね法案」について別途出してもらっていることです。

これをきっかけに、2016年2月に「束ね法案に関する質問主意書」を提出し、事あるごとに国会質疑で取り上げ続け、その割合は減りましたが、最近気になるのは新規制定法の法案提出の在り方です。

さらに、今回は本則2本の束ねにおいて、具体的には「〇〇法及び△△法の一部を改正する法律案」ですが、看過できない議案が含まれていましたので、理事会の場で指摘するとともに、委員会質疑の機会があればその場で質さざるを得ないと思っています。

必要な議案は提出すべきですし、見かけ上の提出本数を少なくするために、本来別々に国会に提出すべき法案をまとめて提出するようなことがあってはなりません。

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