２回目となる緊急事態宣言の発出は、今年に入ってすぐのことでした。私自身、国会報告の場とされている議院運営委員会で１月７日、急きょ質疑に立ちました。

その後、一度の区域変更を経て、宣言の期限である２月７日を待たずに、２月２日に栃木県を除く１０都府県に引き続き緊急事態宣言を延長することを国会報告するための議院運営委員会が開会されました。

１月の緊急事態宣言発出の際も、議院運営委員会理事会で何度も総理の出席を求めましたが、数の力で否定され、直後の区域変更においても総理の出席は得られないまま国会報告が行われました。

私自身、１月７日の議院運営委員会の質疑で、これまでの方針である経済活動と感染拡大防止の両立から感染拡大防止を最優先に変更したことが質疑当日朝、明らかになり、だからこそ総理の出席を得て、国民の代表で構成される国会の場で、国民に向けて説明していただくのが筋であることを訴えています。

今回の国会報告においては、与党議員の様々な出来事があったことから、与党として総理の出席が拒めなくなってしまったからと容易に推察されますが、一度総理が国会報告の場に出席された以上、今後拒む理由は見当たりません。

今回は我が会派から鉢呂吉雄議員が質疑に立ち、総理自身が積極的に挙手をされ答弁に立っていただいたことは純粋に良かったと思っていますし、その方が国民に伝わるのではないかと思います。