吉川さおり 参議院議員(全国比例)

国会質疑録

災害対策特別委員会(2018年04月13日)

2018年4月13日

災害対策特別委員会で質疑に立ちました。

災害対策特別委員会で、防災担当大臣の所信に
対する質疑で20分という限られた時間でしたが
同委員会では久々の質疑となりました。

直近の3年間は、経産委員長や議運理事をしていた
ため、委員会を離れていましたが、私にとっては
総務委員会と並んで所属し続けている特別委である
こともあり、防災行政には思い入れがあります。

今回は特に、4月11日に3時48分ごろに発生した
大分県中津市耶馬渓町の土砂崩れを受け、降雨が
基本となっている土砂災害対策の在り方について
急きょ質疑することとしました。

土砂災害警戒区域指定の在り方やその対策について
は、災害対策特別委員会で過去に取り上げ、政府に
指摘してきた質疑を引きながら、警戒区域の早期指定
必要性や降雨が基本となっている土砂災害警戒情報の
見直し必要性について指摘しました。

さらに、これまで何度も継続的に政府に質してきた
地方公共団体における防災体制の現状把握についても
少しだけ確認しましたが、もう少し質疑時間がある
時に改めて質疑に臨めればと思います。

国民の身体、生命、財産を守るための防災対策に
資するよう、引き続き取り組みを進めてまいります。

質疑項目は以下のとおりで、会議録は添付のpdf
ファイルのとおり
です。ご覧いただければ幸いです。

〇災害対策特別委員会
[質疑項目]

1.内閣府世論調査にみる防災意識の変化[防災担当相]
・国民の防災への意識の変化に対する見解(防災担当相)

2.土砂災害への対応の在り方[国交省]
・大分山崩れ被災箇所の土砂災害警戒区域指定時期と対策
・土砂災害警戒区域等の指定が完了している都道府県の数
・土砂災害警戒区域等の指定が進まない理由
・土砂災害警戒区域等の指定状況の公表の在り方
・土砂災害における避難勧告発令の在り方

3.地方公共団体における防災体制のあり方[防災担当相]
・地方公共団体における防災体制の現状把握