災害対策特別委員会議事録(2008年4月23日)

5. 現在想定されていない人の流れに関する対策等について[内閣府]

○吉川沙織君

続きまして、帰宅困難者、こっちから、都内から
家に、郊外に、家に帰ろうとするというのはいろんな
シミュレーション結果出ておりますが、家族のこれ、
いろんなサービス使っても安否が分からない場合、

郊外にいらっしゃる人が郊外から都心に、都内に向かって
入ってくるというような事態も想定されるかと思いますが、
これについて内閣府の方では何か検討されているものがございますでしょうか。

あるかないかだけで結構でございます。

○政府参考人(加藤利男君)

先生御指摘のとおりで、そのような行動を
取られるということがあろうと思っております。

十分考えていきたいというふうに考えておりますが、
今後、そうした逆方向というんでしょうか、郊外から都内に
移動される方が生ずることに伴って生ずる課題についても、

課題を含めて、その帰宅困難者対策を取りまとめる中で
検討してまいりたいと考えております。

○吉川沙織君

震災が起これば想定される事態ではないかと思いますので、
これについても是非検討を進めていただきたいと思います。

これに関連して、最近、
帰宅支援マップという本が売れているそうです。

つまり、これ帰宅困難者が自宅へ徒歩で帰宅するための本です。

この中に帰宅支援ルートや帰宅支援ステーションと
いうものが記載されておりますが、この帰宅支援
ステーションでは水道水、トイレ、情報などを提供するとされています。

この帰宅支援ステーションの中にはコンビニも
含まれておりますが、コンビニの店員さんはアルバイト、
特に若いアルバイトの方である場合が多く、これらの
店員さんが帰宅支援ステーションにコンビニが指定されていると
いうことを知らないというケースも想定されるのではないかと思います。

これ、アルバイトとして雇入れの際などで構いませんから、
コンビニは地震があったときに、こういう状況、帰宅支援
ステーションとしての役割を持っているんだよとか、そういう
周知を図るということは今後考えられておりますでしょうか。

○政府参考人(加藤利男君)

今先生御指摘のような状況を踏まえまして、
現在、首都圏の8都県市におきましては、災害時
帰宅支援ステーションの役割をコンビニエンスストア等の
従業員へ周知することを目的といたしました帰宅支援
ステーション事業者用ハンドブックを作る取組を進めており、

各事業者を通じて近々にもハンドブックを1つ1つの
店舗に配付し、従業員の皆さんへの周知を進める取組を
行おうとしているというふうに伺っております。

○吉川沙織君

是非、取組を進めていただきたいと思います。

ただ、私、個人的に疑問に思いますことは、この
帰宅支援ステーションで水道、トイレ、情報提供と
書いてありますが、これ断水していれば、何か井戸でもあるのか、

それとも何か予備のタンクでもあるのか分かりませんけれども、
こういう場合の対応を考慮されているのかどうかということ。

それから、これ、地震が各地で起こった際に、
コンビニの映像が大抵テレビで放映されておりますが、
商品が棚から落ちて散乱をして、実際店舗がもしかしたら
無人になってしまって、そこから商品が持っていかれると、
こういう事態、首都圏でもし一斉に起これば、あってはならない
ことなんですが、あるかもしれません。

ですから、そういうことも含めて是非対応を詰めていただければと思います。