吉川さおり 参議院議員(全国比例)

国会質疑録

予算委員会(2025年4月21日)

2025年4月22日

※会議録は、確定稿になり次第アップいたします。

予算委員会で35分の質疑に立ちました。

3月5日、3月28日と政府予算案3案に対する予算委員会の質疑に立っていることから、まさか、この時期にという思いでしたが、そういう内容の議題でしたので、私が質疑に立つほかありませんでした。

今回行われた予算委員会の議題は、予算の執行に関する調査のうち、「政治資金問題等に関する件」として参考人に対する質疑となりました。

すなわち、今回の予算委員会は参議院政治倫理審査会と密接に関連するものであり、これまで弁明に出席した30人すべての議員の弁明聴取の場に臨んでいる会派唯一の議員として、また政治倫理審査会の幹事として私が臨むほかなかったのです。

非常に気の重い質疑となりましたが、質疑に立つ以上、これまでの政倫審のメモを見返し、会議録閲覧にも出向き、論点をまとめる中、様々な矛盾点が浮かび上がりました。

これから審査ということもあり、詳細についていまの段階では控えますが、証人喚問と異なり、参考人招致ですから、質疑に対する答弁にも自ずと限界があることから、矛盾点を含めた事実の記録を少しでも会議録に残すことに注力しました。

参議院の政治倫理審査会はたとえ公開の議決を経ても、会議録は公表されません。会議の記録として事務局に保存されますが、公表はされず、議員が閲覧することができる程度の規程であり、公開制に眼目が置かれていません。

今回の事案に係る様々な議論に関しては、回数を幾度も重ねた政治倫理審査会の幹事懇談会で行われていますが、これらは会議録はおろか、参議院公報にも残っていません。ちなみに、幹事会であれば、予告を含め公報に幹事会が開会されたという程度の記録は残ります。

これらを踏まえ、何人の弁明聴取を行ったのか、またその主要な日付、さらに特に混迷を極めた24人の出席の意向が二転三転(非公開→議員のみ傍聴可→公開)した期間に開かれた幹事懇談会の日付等、事実のみ参議院事務局に答えていただくことで、予算委員会の会議録に刻むこととしたのです。

実際の質疑の内容については、事案の審査が終わった際に、改めて記述したいと思います。