吉川さおり 参議院議員(全国比例)

国会質疑録

第171通常国会/総務委員会(2009年4月23日)

2009年4月23日

質疑模様、岡本消防庁長官答弁

質疑模様、鳩山総務大臣答弁

議事録一覧

50分の質疑内容について、参議院webページからそのまま引用しています。大まかな項目ごとに分割してアップさせていただきました。ご覧頂ければ幸いです。

  • 議事録1/9
    法律の目的に「救急搬送」の文言が追加された意味
  • 議事録2/9
    協議会の構成メンバーと現場の声の反映方法
  • 議事録3/9
    都道府県の果たすべき役割
  • 議事録4/9
    合意形成の手段としてのコーディネーターの役割と権限、人選基準
  • 議事録5/9
    救急医療情報システム活用に向けた課題
  • 議事録6/9
    実施基準の遵守(消防機関)と尊重努力(医療機関)の違い
  • 議事録7/9
    消防救急無線のデジタル化に伴う課題
  • 議事録8/9
    Jアラートの整備と市町村防災行政無線整備率の実態調査の方向性
  • 議事録9/9
    今後の消防予算の在り方

4月23日の総務委員会では、50分の時間をいただき、
消防法の一部を改正する法律案について質疑に立ちました。

主な質疑内容

消防法の一部を改正する法律案について質疑に立ち、
大別して2つの側面から質疑を行いました。

(1)消防法改正に係る論点(救急搬送ルール策定のための協議会設置等)
(2)消防救急無線、防災行政無線、Jアラートに関する現状と課題

今回の消防法改正は、救急搬送を円滑に行うための
1.協議会の設置、2.救急搬送のための実施基準の策定が
2本の柱となっています。そのためには、消防機関と医療機関の
連携が必要不可欠です。

もちろん、救急業務は総務省消防庁、救急医療は
厚生労働省が所管する事項ですが、実際に利用する
国民の皆様から見た場合、消防庁所管や厚労省所管
であることは関係のないことです。要は、利用することになる
国民の皆様が救急医療を必要とする際に、安心・安全かつ
迅速に医療機関に運ばれ、適切な医療が一刻も早く受けられる
かどうかが重要です。

救急搬送において、もう二度とたらい回しがあってはならない、
尊い命を失うことがあってはならない、それが今回の改正で
叶うのかどうか、という立場で質疑に立ちました。

概略

○消防法改正に係る論点

(1)法律の目的に「救急搬送」の文言が追加された意味 [消防庁]
(2)協議会の構成メンバーの割合と現場の声の反映方法 [消防庁、大臣]
(3)都道府県の果たすべき役割 [消防庁、大臣]
(4)法律案の合意形成事項についての想定 [消防庁]
(5)コーディネーターの役割と権限、人選基準 [厚労省、消防庁]
(6)救急医療情報システム活用に向けた課題 [厚労省、大臣]
(7)実施基準の「遵守」と「尊重努力」の違い [消防庁、大臣]

○消防防災体制の在り方

(1)消防救急無線のデジタル化に伴う課題 [消防庁]
(2)Jアラートの整備の方向性と追加経済対策の算出根拠 [消防庁]
(3)市町村防災行政無線の整備率に関する実態調査 [消防庁]
(4)今後の消防予算の在り方 [消防庁、大臣]