初質問から1年

全国の皆さまから大きな力を賜り、国会に送って頂き、
初めて委員会質疑の場に立たせて頂いてから1年が経ちました。

私が現在所属しているのは、総務委員会と
災害対策特別委員会ですが、初めて委員会質疑に立たせて
いただいたのは、いずれでもなく、昨年11月20日の厚生労働委員会でした。

最低賃金法の一部を改正する法律案について、最低賃金と
生活保護との整合性(最低賃金と生活保護収入の逆転現象が
起こらないようにすること)など、働く人の代表として、厚労大臣と
30分の質疑をしたことが昨日のことのように思い出されます。

それには、二つの理由があります。

一つは、最低賃金法は、直接的であれ、間接的であれ、働く人全てに関わる内容であること
二つは、非正規雇用問題を中心とした若年者雇用に関する問題提起ができたこと

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二点目に関して、もう少し詳しく触れさせていただくならば、
私が就職活動をした1998年は、「超就職氷河期」(就職氷河期に代表される
取り残された世代の問題、年長フリーター問題)と呼ばれた時期に該当します。

当時、どんなに働きたいと強く願っても、どんなに働く意欲を
持っていても、正社員になれなかった多くの同世代が、非正規雇用という
働き方を余儀なくされたまま、30歳前後を迎えています。

将来の日本社会・経済を展望した時、
税収面・社会保障面からも放置しておいて良い問題ではありません。

そして今また、第二の就職氷河期が訪れると言われています。
事実、金融危機や不景気のあおりを受け、採用内定取り消しが
相次いでいる報道が散見されています。

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就職活動をした年の経済環境によって雇用状況が左右されるのは、
あまりにも不運としか言いようがありません。また、就職活動をしたときの
景気に左右されるような人生の不運は、極力修正すべきであると考えています。

私は、民間企業の元会社員ですが、就職氷河期真っ只中に就職活動を
経験したからこそ、 この問題にはずっと関心を持っていますし、非正規雇用に
関する記事やニュースを目にする度に身につまされる思いでいます。

この問題を、国会の初質問で取り上げることができたことに運命を感じています。
また、初めての本会議代表質問でも、非正規雇用問題を提起することが出来ないかと
考え、代表質問の最後にこの問題に対する思いを盛り込んだことも忘れられません。

私は、自身の経験と多くの同世代の思いを糧に、
少しずつ、でも確実に、政治の場に声を届ける努力を続けます。

吉川さおり 拝

●初質問からちょうど1年目にあたる11月20日、内閣に質問主意書を提出しました。
今年度、政府が鳴り物入りで始めた就職氷河期に正社員になれなかった
年長フリーター等を対象とする就職支援政策について、政府の姿勢を質すためです。